みらい21かなる - 社会福祉士 山眞弓

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噂を確かめるのは証拠
ヾ斗さんの収賄
今、安倍首相の右腕の、TPPを進める内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の甘利さんの収賄疑惑に対して、これは「罠」だという報道が始まっている。
 
人間の考える力、想像力、観念作用は、さまざまの文化、制度、社会的規制、法律などを生み出し、近代科学技術を発展させて、19世紀の産業革命、21世紀のIT革命を生み出している。
 
しかし、人間の考える力は、ナチス・ドイツの場合に「ゲルマン民族の優位性」を考え出し、ゲルマン人が指導する「大ゲルマン帝国」が正義、真理の実現として進めた。

よく考えれば、何が美しいのか、民族性を超えた真理とは、一つでは無いので、世界各地の民族や時代、個人の美意識により、これ一つが世界中の人にとっての正義、真理とは言えないのであろうに。
 
この考え方に乗って、人間の相貌を科学的に分析して、ゲンルマン的な北方の白い人々が美しい、人間の身体の美の基準として作りあげた。ある方向性に向けて、事実をピックアップして、思考の回路を積み上げると、出来上がってしまう。
 
それが「真理」だと言って、自分達の望む方向にバイヤスを掛けて眺め、考えていけば、そのように仕上げる事ができる。当時のドイツ人達はみんなでそう思った。自分達礼賛なので、気持的にはそれで良いし、周りがみんなそんな空気なら、それで良く、あえて疑う必要は無かったであろう。
 
だが、ユダヤ人600万ともいわれる人々を虐殺する、この事態の「根っこ」になった思想が「ゲンルマン民族の優位」である。こうして自分たちの望む方向に、都合のよい事実をピックアップして、思考回路を曲げて、次第に作る事ができた。
 
頭の中で作り上げる話、いわば想像は、360度の方向へと、眼前の事実に拘束されることなく、融通無碍に展開する。それが人間の観念作用である。これが物質世界のあり方とは独立に、言語のシステム(ひいては文化のシステム)を複雑化し、洗練して行く途を開き、人類はそうや って、感性や思考をどんどん高度なものにしてきた、という指摘がある。
 
今度の甘利さんの場合、報道する側が、彼の収賄を認めたくないので、その方向へ向かって、事実関係を拾い集めている。これが、人間の考える力の悪しき使い方であろう。権力の側が、人を騙して、国民ひとりひとりの考え方を、曲げて縛りこみ、嘘とは「嘘の数」だけあるのだから、嘘で国民を支配する構造であろう。
 
嘘の数
これを、20世紀の哲学者たちは「道具的理性」と喝破している。その人間の望む方向に理屈は曲げることができる。
 
たとえば冤罪される人々に着せられるストーリー、これも嘘の数だけあり得る。これらの嘘に騙されず、大規模なマスコミの嘘に対して、嘘ではない、自分の判断を見つけていく力、嘘のストーリーを見抜く力とは何なのだろうか?
 
それが物的な証拠であると、近代刑事訴訟法は言う。しかし、この日本では刑事訴訟法を使用する人たちが、いわば司法マフィアなので、国のトップや、時の権力者に寄り添って、都合のよい方向に、曲げて曲げて嘘を通している。冤罪で時の総理大臣候補、小沢一郎をも失脚させた。
 
今日本では、次世代の子供達の世界はいじめ社会、そして育ってからも、ひきこもりやニートなどの対人恐怖、そしてオレオレ詐欺に知恵を絞る若い人達、それが日本の大人社会、子供社会となっている。
 
個人に対しては、あの人は詐欺師である、生活苦でお金を盗んで素知らぬ顔である、ねこばば常習者などの噂、政治家なら収賄疑惑、セクハラ、芸能人なら不倫、ドン引きとか。どれが嘘かまことか分からない。嘘とは、嘘の数ほど拵えることができる。これが日本社会の実像かもしれない。
 
なので、山東さんなどそれをよく知っているからこそ、甘利さんの収賄も、事実(証拠)ではなく、人間の想像力、嘘の方、想像した(罠)の方に、国民の関心を向かせようとする。甘利さんへの国民の関心を、こうして事実、証拠からから反らして、同情をさそって、擁護したいのではないか。
 
司法マフィアへの対抗策
しかしこの収賄は嘘か真か、これを画するのは、やはり証拠、事実関係、物証しかないだろう。刑事訴訟法の原則である。想像で拵えるのなら、嘘の数だけ出来上がる。
 
今の日本では、組織の上、町会やいろいろな会の上から流される、さまざまな嘘のストーリーがある。組織の上の方、マスコミ、権威ある学者からの話ならば、騙しがきく。なので政治家は真面目な顔で嘘を言う。それなので、証拠写真、証拠物品の精査が必要であろう。
 
個人に向けられた、嘘の噂話、上からの話に、みんなでこれに乗っては危ない。個人への誹謗中傷は、重大な名誉棄損である。証拠があるのかどうかを問題にして、証拠に関心を持つことである。
 
正常な社会ならありえない個人攻撃が広範に、公的組織を使って行われる国、権力者の犯罪も嘘で同情に曲げてくる。それが今の日本である。

しかし、マスコミの嘘拡散の中、そう言う「嘘で動く大人の背中」を見て子供達が育っている。人間不信、対人恐怖に陥ってゆく。これでは私達は、子供達、次世代に、安心して人の話を聞いて、判断軸を育てる社会、人とのつながりを、伝える事ができない。日本の崩壊へと向かう。
 
証拠に即して考える。事実に照らして、頭を360度回転させて、真逆も想定、いろいろな人の意見、見方を聞いてみる。冤罪される人だって人間。小沢一郎も、三井環も、植草教授も、特別に立派な人達だからこそ、その人権は踏みにじられた。冤罪被害者こそが、日本社会の救世主である。
 
嘘話に乗っては、自分達の社会、次世代の未来を、嘘を作る側の都合に従う、不幸や残忍の蔓延する社会へと向かわせる。国民は、どこの誰からの噂話でも、証拠、事実を問う事である。
 
ご斗さんの場合
甘利さんの場合、十分な証拠があるので、事実ではなく、想像の世界、嘘の世界に国民を誘い込む必要があるのではないか。そう考えて、マスコミの報道を眺めると、今後の報道も、どんどんと、証拠ではなく想像の世界へと、国民の関心を運んでいくだろう。
 
まず罠だとか言い始めて、甘利さんへの攻撃的な防衛が始まっている。ターゲットは、証拠を出した側、その悪意について関心を向けさせている。これは個人の嘘の噂も同じで、証拠は無しで、想像の世界の話を満載にする。
 
しかし、これから、後ろにいる司法マフィア達の動きがどうなのか、どうマフィアなのか、いろいろと見えてくるだろう。甘利さん収賄疑惑は、甘利さんへの陰謀という発言によって、嘘を拵えて、その嘘で騙し、シロアリ城のため、戦争日本のため、ここまで来た、日本社会の嘘の形、日本の現実をなぞっているかのようだ。しっかりと見抜いて、騙されない事である。
| 日本の冤罪 | 19:14 | comments(0) | - |









 
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かなる(canal)は「運河」と言う意味です。以前の目黒川に面した6階の事務所から眺めると、目黒川がちょうど足下を流れているように見えて、まるで運河の上にいるようでした。それでベニスのグランカナールのイメージと重ねて、私達の事務所がいろいろな情報や物資を運び込むよう、21世紀の運河になるようにと名付けたものです。